2024年度の福岡未踏修了クリエータである中西俊太郎さん(Solveコース)が、農業情報学会2025年度大会に参加し、福岡未踏で開発したプロダクトを研究成果として発表しました。
福岡未踏では、今後も全国で活躍する若手クリエータを発掘・育成していきたいと思います。
農業情報学会 とは
農業・食・環境分野における情報技術の活用を研究・推進する学会。ICTやAI、センサ技術、リモートセンシングなどを通じて、農業の効率化・高度化に貢献することを目的としている。研究者、技術者、実務者が連携し、学術と実践の橋渡しを行う場として、年次大会や論文誌の発行、産学官の交流を促進しており、スマート農業やデジタル農業の中心的な議論の場の一つとなっている。
クリエータのコメント
先日、農業情報学会年次大会にて、福岡未踏で開発したプロダクトを基盤とし、一部改良を行った内容を発表いたしました。会場にはスマート農業の専門家の方が多数いらっしゃったため、プロダクトの更なる改良に向けた助言をいただくことができました。これらの助言は、今後の開発に大いに活かしてまいります。
来年の農業情報学会では、実際に農家の方に使っていただき、「〇〇%の収量増加した、〇〇%生産性を向上させることができた。」といった情報を発表できるよう、継続して取り組んでいく所存です。
(中西)
Tellmee:農業初心者の頼れる相棒に とは
Tellmeeは、生成AIを活用した農業支援アシスタントです。従来、農家がセンサーデータから知見を得るには、自ら時間をかけてデータ解析を行う必要があり、これが負担となっていました。Tellmeeは、専門知識を必要とせずにデータに基づく効率的な農業を実現し、農家にとってわかりやすい形で、推奨作業や注目データ、現状評価を提供します。これにより、農家が「次に何をすれば良いか」をすぐに理解し、次の行動に移せるよう支援します。
本プロジェクトは株式会社セラク様のSolve課題として採択され、PM、Solveメンターの伴走支援のもと開発・研究を行いました。
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