PM・メンターのご紹介

MEMBER

2024年度 メンバー

統括PM

荒川 豊

九州大学

荒川豊/九州大学

ChatGPTが話題の昨今ですが、AI、IoTなどの情報技術は世界を変える力を持っています。ちょっとしたアイデアでも、自分の想いを形にして、みんなに使ってもらうということを繰り返して、社会にイノベーションを起こすソフトウェアやシステムを実現してください!今回、福岡未踏では、福岡で、そうしたクリエイティブな活動をしたい若者を支援し、発掘していきたいと思っています。多数の応募お待ちしています。

略歴

2002年慶應義塾大学の修士課程時代に先輩に誘われ、Webシステム開発会社の立ち上げに参加。博士学生であった2005年に未踏ユース採択。2006年から教員として、慶應義塾大学、九州大学、奈良先端大学と渡り歩き、2019年より九州大学・教授。教員としても種々のアプリコンテス、ビジネスコンテストに応募し、これまでに様々な賞を受賞。現在の研究室では50名を超える学生たちが日々開発に明け暮れている。

PM

大島 聡史

九州大学

大島聡史/九州大学

未踏は好きなものを開発することに対して支援がもらえる素敵な制度です。でももっと素晴らしいのは同じように意欲のある同年代の人たちと交流できることです。本プロジェクトでは本家の未踏と違い、アイディアはあるけど技術に不安がある人や、逆に技術の使い方が定まっていない人も支援対象ですし、なんとなく興味があるといった人たち(主に若年層)を育成するような制度も準備しています。アイディアと技術で世界を目指したい人も、ちょっと面白そうだなと思った人も、まずは応募・参加してみてください。見えなかった世界が見えるようになりますよ!

略歴

電気通信大学(電通大)博士後期課程在学時に2006年度上期未踏ユースクリエイターとして活動。その後、電通大における未踏関連イベントの主催や、一般社団法人未踏の立ち上げ・イベント企画に関わる。並列計算・高性能計算・スーパーコンピュータについての研究を行う教員・研究者として東京大学、九州大学、名古屋大学の情報基盤センター(情報基盤研究開発センター)を渡り歩き、2022年10月から九州大学准教授。GPUを汎用計算に利用するGPGPUの研究を世界的に見ても初期から行っている研究者の一人。

PM

小出 洋

九州大学

小出洋/九州大学

未踏は採択者のメリットがとても大きい国の事業です。例えば、開発資金をもらって自分が作りたいものをつくることができる。PMやメンタから自身の成長につながるアドバイスがもらえる。未踏コミュニティにはいることができ、価値観を共有してお互い高めていく仲間を得ることができる。成果物の権利は採択者に所属するなど、そのメリットは枚挙に暇がありません。そのメリットを得るには「応募するというハードル」を乗り越えることが必要です。応募しても失うことはとても少ないです。まずは勢いで応募書類を書いて送ってしまいましょう。チャレンジしてみましょう。

略歴

2005年下期/2006年下期未踏ソフトウェア創造事業採択。2006年10月スーパークリエータ/天才プログラム認定。2005年6月 Duke’s choice Award、 Sun Microsystems Inc. 、2007年7月 サン・マイクロシステムズ社 Center of Excellence 認定。1997年3月 電気通信大学電気通信工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。日本原子力研究所研究員、九州工業大学大学院工学研究科講師、九州工業大学情報工学部准教授を経て、2017年4月より現職。研究室には11名の学生が所属。いままでに私を含め研究室から5名の未踏クリエータを輩出しています。

PM

金子 晃介

九州大学

井上創造/北九州市立大学

自分を成長させるためには、「経験」が大事だと思います。福岡未踏では、知識、技術、仲間、人脈など様々な経験が得られると思います。是非、この機会をみなさんの成長の糧として下さい。

略歴

2014年に、九州大学大学院システム情報科学府で博士(情報科学)を拝受。その後、情報系の研究職を経て、2021年から現職の九州大学のアントレプレナーシップセンターに勤務。未踏関係では、2007年・2008年の未踏ソフトウェア創造事業に採択された先輩達と一緒にソフトウェア開発に従事。

PM

中村 直人

Jollystics

中村直人/Jollystics

人の成長には自身の意志と環境が重要かと思います。これらはどちらか一方ではなくどちらも重要と考えます。このような事業に挑む「意志」を持てば、未踏のような事業は良い「環境」になると信じています。

略歴

九州大学大学院でマルチメディア検索技術を主に研究し、グラフィクスやゲームなどの研究開発や対外活動を行う。在学中の2007年度に未踏ソフトウェア創造事業に採択、代表を務め、2008年度も開発者として携わる。2014年に起業し体験型コンテンツやWeb、IoTなど多分野で開発を行う。情報科学博士。

PM

西田 健

北九州市立大学

西田健/北九州市立大学

ソフトウェア・ハードウェアの開発だけでなく,それをビジネスへ発展させるための相談にも乗れると思います。どんなアイデアが出てくるのか、楽しみです。

略歴

AIとロボットが専門です.2019年に九州工業大学(准教授)を退職し,長年の夢だったロボットスタートアップを創業しました.スタートアップではCTO・COOを歴任し,特許取得や新技術開発を進めながら,資金調達やブランディングなどの経営に携わりました.2021年には新たにAI×ロボットコンサルティング事業を創業し,現在までに複数社の技術顧問に就任しています.2022年からは,さらなるAIロボットの教育と社会実装のために,北九州市立大学で教授に就任しました.先端的・横断的な工学分野だけでなく,経営やビジネス構築にも興味をもって研究しています.

PM

井上 創造

九州工業大学

研究を、介護や医療に生かす会社を作って、お客さんの気持ちを考える中で、だんだんと人の心もわかるようになってきました(笑)。参加されるみなさまの気持ちを応援するPMを目指します!

略歴

IoTにおけるAIやビッグデータを、介護・医療に応用することを研究テーマにしています。
福岡県立三池高校→九大→九工大戸畑→九工大若松と、育ちも生まれも福岡県です。
合同会社AUTOCARE CTO、九州工業大学ケアXDXセンター長。
使える言語や環境は、R、Java、C、C#、Ruby、SQL、Processing、Android、PHP、Ruby on Rails、Javascript、Python、Unity、日本語,英語、わずかにドイツ語といったところです。

PM

島田 敬士

九州大学

島田敬士/九州大学

スクラッチからすべてプログラムを書く時代ではなくなりつつあります。様々なツールやライブラリを組み合わせて、アイデアを実現できる可能性があります。自分のアイデアとその実現に向けた情熱をお持ちであれば、プログラミング初級者でも歓迎します。

略歴

2004年,2005年に未踏ユースでソフトウェア開発をしました.今は生成系AIが絵を描く時代になりましたが,2004年の未踏ユースでは今の画像生成AIが描く幻想的な絵のようなものをどうやったら実現できるか奮闘していました.2005年のプロジェクトでは,学習支援に関するソフトウェア開発をしました.当時はその分野の研究をすることになるとは思いもしていませんでしたが,現在も縁あってその分野の研究を継続しています.

PM

部谷 修平

Teliha

部谷修平/Teliha

学生時代に初めての起業をしましたが、私にとって未踏は良いスタートになりました。技術を使って面白いことをしたいという、同じような考えの仲間がたくさんいたからです。腰を据えて問題に取り組む未踏的人材は、新しいものを作る上で重要です。またプロジェクトが少数精鋭化したり技術課題の難易度が上がっている昨今では、より尖った人の重要度が増しています。技術が大好きな人は、ぜひ応募してください。

略歴

2010年未踏ユースのスーパークリエータです。未踏では、UMLからプログラムを生成するWebサービスを開発しました。直近では、EthereumでLayer 2の研究開発をしたり、デリバティブ取引を行うスマートコントラクトを作ったりしています。

PM

岩本 智裕

オプト

岩本智裕/オプト

VUCAな時代において、社会には圧倒的なスピードが求められています。その中で肝となるのがデジタル・ITの力です。ビジネス・デジタル両面でサポートをしていきたいと思っております。本プロジェクトを通して、日本を元気にするような事業ができあがることを期待しています。

略歴

九州大学 大学院 システム情報科学府のQITOコース在学中、システム開発型のPBLを受講。PBL教育に魅了され、PBLを受講している全国の学生を一堂に集め、意見交換や成果発表をする「PBL Summit」を発足。株式会社シーエー・モバイルにエンジニアとして入社。海外向けのアプリ事業の立ち上げやアドネットワークの開発に従事。スマートフォンアプリのマーケティングや開発を得意とし、教育系スタートアップやフリーランスで実績を積む。2015年に株式会社オプトに入社後、プロダクトマネージャーに転身。アプリ特化のDMP「SpinApp」、広告効果計測ツール「ADPLAN」の事業責任を務める。データテクノロジー部の部長を務めながら、ポストクッキー時代における統合データマネジメントプラットフォーム「ONE’s Data」の立ち上げやデータ環境整備の支援などを行い領域へと拡大。現在株式会社オプトのマーケティングアセット本部を執行役員として率い、複数のプロダクトの事業責任を務める。

PM

福嶋 政期

九州大学

福嶋政期/九州大学

ものづくりには強いこだわりが重要だと思います。誰も使わなくても自分は絶対に良いと思うというアイデアでも結構です。好きなことをとことん突き詰めたアイデアを募集します。

略歴

電気通信大学博士後期課程を修了し、東京大学、さきがけ研究員、産業技術総合研究所を経て、2022年より九州大学大学院システム情報科学研究院の准教授に着任しました。途中、博士課程在学中にMITのCamera Culture Groupに留学をしていました。ちなみに出身は長崎です。研究分野のキーワードは次の通りです:バーチャルリアリティ、オーグメンテッドリアリティ、ヒューマンコンピュータインタラクション、知能増強、行動変容、情動誘発、触覚インタフェース、情動インタフェース、実世界指向情報メディア、TEL (Technology Enhanced Learning)。

PM

中村 優吾

九州大学

中村優吾/九州大学

この機会をフル活用して、アイデアを具現化する力を鍛えていきましょう!

略歴

函館高専、奈良先端大を経て、2021年より九州大学・助教。統括PMである荒川先生の教え子でもあります。学生時代から、JST(START技術シーズ選抜育成プロジェクト, ACT-I)やJSPS(学振DC1、海外挑戦プログラム)の支援事業に採択され、自分自身が面白いと思えるIoTシステムの研究開発に取り組んできました。現在も、学生時代の取り組みの延長として、人々の生活習慣をより良い方向に後押しするためのIoTシステムの研究を進めています。

PM

服部 祐一

セキュアサイクル

服部祐一/セキュアサイクル

自身の考えるプロダクト開発を様々な支援を受けながら行える機会というのは特に地方では非常に貴重な機会です。実際にPM・メンターからのアドバイスを受けてプロダクトを作ることにより、自身の成長に繋がるのはもちろん学校・職場以外の同世代の友人に出会う良い機会ですので是非チャレンジしてみてください。 

略歴

九州工業大学卒。在学時はスマートフォンを使った行動認識の研究に携わる。その後、ベンチャー企業でチーフエンジニアとして新規Webサービスの開発や脆弱性診断の経験後、情報セキュリティ専門会社のCTOを経て現在に至る。各地のセキュリティ関連イベントや、企業、大学等での講演・トレーニング多数。

PM

小坂 武史

イノベーションプラス

小坂武史/IB九州

“Be Innovation” これは、私の会社のコンセプトメッセージ! “Innovationを起こすんだ!“という強い気持ちをメッセージ込めているので、文法なんて気にすんな!です。 君たちも、楽しんで、このプロジェクトから数多くのInnovationを創りだしてください! 

略歴

2007年に株式会社イノベーションプラスを設立。また2022年に「株式会社InnovationBASE九州」を設立。我々はStartup EcoSysytemを実現するために、地元福岡のために、地元の人が活躍できる場「BASE」と機会『Chance」が提供できるよう活動しています。私は、インキュベーション プロデューサーとして産学連携プロジェクトやブートキャンプなどで、大学・学生と企業を繋いだり、Innovatorの相談にのったりしています。

PM

今津 研太郎

TRIART

今津研太郎/TRIART

多くのモノや仕組みに囲まれた現代、それらはすべて誰か意図し工夫し活動を経ることでそこに存在しています。アイデアだけではカタチになりません。実用化するまでの過程をご協力したく思います。この先若い皆様が築く新しい体験を伴う未来を期待しています。

略歴

株式会社TRIARTの代表取締役。6歳でプログラミングを始め、14歳からは業務システムの設計などのビジネス分野に足を踏み入れる。20歳、九州工業大学在学中に起業。研究技術の成果を社会実装する組織として株式会社TRIARTを設立。コンピュータの黎明期から現代にかけて、革新的な技術や研究成果を活用した事業を多数実現。社会課題解決に取り組む。

PM

松隈 浩之

九州大学

福岡未踏は企画立案からプレゼン、様々な立場の方との議論を経ての実践と成長に必要な要素が満載のプロジェクトになってます。是非、一緒に新しく面白い社会を創っていきましょう!

略歴

専門はコンテンツデザイン、シリアスゲーム。病院や福祉施設と連携し、主に高齢者のためのリハビリ・ヘルスケアを目的としたシリアスゲームの研究開発に従事。また、デジタルコンテンツである映像、アニメーションも活動領域としており、主催する国際アートコンペティション「アジアデジタルアート大賞展FUKUOKA」をとおして、発表の場の創出、クリエイター育成をおこない、コンテンツ分野のさらなる発展に寄与している。
日本デジタルゲーム学会、日本デザイン学会、情報処理学会、アジアデジタルアートアンドデザイン学会会員。日本デジタルゲーム学会理事。アジアデジタルアート大賞展実行委員会事務局長。

PM

田中 聡至

フリーランス

ものづくりは取り組むだけで偉い!その上、それをプロジェクトとして完遂するのは一層大変なこと思います。 意思決定にかかわる負担や実装上の疑問など、メンターとして次世代のクリエータに寄り添えれば何よりです。 あわよくば、私の専門である地図/位置情報に興味を持ってくれる若手が増えれば嬉しいです。

略歴

大学院では環境・生態・生理学に幅広く取り組んだ。
脳神経データベースを取り扱う INCF日本ノード に関わったことをきっかけにコンピュータを用いた課題解決をはじめ、サイエンスコミュニケーション、デベロッパーリレーション業務に従事している。
地図を含む空間情報のオープンソース化、オープンデータ化に追従しており、Web技術をもちいた市民活動(シビックテック)にも取り組む。

PM

岡安 崇史

九州大学

短期間ですが自らのアイデアをカタチするプロセスを大いに楽しんでください。時には、失敗することも、上手くいかないこともあるでしょう。しかし、その先に「未踏」が求める解が見つかるはずです。この活動の中での発見や他者からのコメントなども、皆さんの今後の人生にとっての貴重な財産となると思います。皆さんの”未踏”な成果を非常に期待しています!

略歴

1999年3月九州大学大学院農学研究科修了、博士(農学)、九州大学ベンチャービジネスラボラトリー非常勤講師、九州大学大学院農学研究院准教授を経て、2022年4月より同教授。研究室内に3Dプリンタ、レーザカッタ、電子工作機器類を備えたファブを開設し、所属学生(現29名)が24時間いつでもモノづくりが行える環境を提供。自身も農業向けのIoT機器や関連ソフトウェアなどの研究・開発を実践。関連プロジェクト等も複数展開中。

PM

德永 美紗

Code for Fukuoka

福岡未踏では普段勉強・研究している技術を、企業や自治体の課題解決に実際使ってみることで、技術でできることがどうすれば本当に役に立つのか、使う人の立場に立って考えることができると思います。企業や自治体と一緒に取り組むことができるこの機会をぜひ楽しんで取り組んでください!

略歴

九州大学数理学府修了後、九州大学情報数学研究室にて視覚障害者向けソフト開発などテクニカルアシスタントとして従事。その後福岡地場のIT企業にて10年以上システムエンジニアとして働く。
2020年に独立し、現在はフリーランスとして活動し、在職中よりシビックテック団体 Code for Fukuokaの代表や現在はエンジニアカフェのコミュニティマネージャー、福岡地域戦略推進協議会のシニアマネージャーなど技術からまちづくりに関わる分野に携わっている。

PM

水田 千惠

Code for Yamaguchi

オープンに議論し知見を共有しながら、みなさんのアイデアを具現化するサポートができると嬉しいです。一緒にものづくりを楽しみましょう!

略歴

2003年にヤフー(現LINEヤフー)入社後、サービス企画やマーケットインテリジェンスを経て、2014年10月に新規事業としてIoTプロジェクトを発足。エバンジェリストとして社内外で活動した後、2017年よりDeveloper Relationsとして会社全体の技術ブランディングを担当。2024年7月からはフリーランスとして、自治体やコミュニティとともに、地域におけるデジタル技術活用の場作りをおこなう。

2023年度 メンバー

PM

吉永 崇

AR Fukuoka

ハードでもソフトでも自らのアイデアを形にすることは上手く進む場合もあればそうでない場合もあります。いかなる場合でもさまざまな試行錯誤をした経験は何物にも代え難い財産となります。ぜひこの機会を活かしてものづくりを存分に楽しんでください。

略歴

Steampunk Digital株式会社にてVR/AR、3D計測や画像処理を用いたシステムについて研究開発。またISITにてモーションキャプチャ技術の開発や医療支援ARシステムを研究。さらにAR Fukuokaというコミュニティを主催し、AR/VR技術に関する開発ハンズオンや体験会も福岡県内外で開催しています。

学生メンター

大平 祐大

九州大学

今回、福岡未踏で唯一の学生メンターを務めさせていただくことになりました。クリエイターの皆さんのほとんどは学生だと思いますが、より近い立場でサポートしていきたいと思っております。ぜひ福岡未踏を通じて、課題発見能力と課題を解決するための最適なソリューションを体現できる力を身につけていきましょう!

略歴

九州大学工学部電気情報工学科在学中、プログラミングサークル・ITベンチャーに在籍し、アプリケーションの開発に携わる。また積極的にアプリコンテスト・ビジネスコンテストに応募し、これまでに様々な賞を受賞。現在は、統括PMである荒川先生やPM・メンターの中村先生のもとで、イヤラブルデバイスを用いた食事のセンシングと食事改善に向けた介入の研究を行っている。