2025年度 2期課題解決コースクリエータ採択結果

福岡未踏的人材発掘・育成コンソーシアム(略称、福岡未踏)の2期課題解決コースにご応募いただきありがとうございました。

今年度は6課題に対する応募を受け付け、企業による審査を行い、以下に示す6件をSolveクリエータとして採択いたしました。

過去Solveのプロジェクトの中には、継続的な開発によって自治体向けアプリをリリースし、社会実装を遂げているものもあります。今回採択されたプロジェクトが福岡未踏期間中にどのような成果を生むのか、また将来どのように発展していくのか楽しみにしています。

Solve 採択者一覧

代表所属提案名企業名メンバー  
北島琉斗大学生NNAST:GNN+LLM型脆弱性診断ツールセキュアサイクル個人
田村弥太郎大学生BACs -バドミントン試合映像分析・コーチングシステムの構築ソフトバンク安藤謙、小川晃輝
松木翼大学生TSUGU-Q:九州固有の品種を未来に繋ぐプラットフォーム大広中野陽介
厚地俊哉大学生Predict2Protect:選手を怪我から守るリアルタイム怪我リスク予測エンジンウイングアーク1st一瀬遥希
桜井大翔大学生すいすい栽培ログ:安心で安全な農薬管理を実現する作業管理アプリセラク秋田陽平、秦幸生、藤野大翔
小河輝生大学生reRoute FUKUOKA:乗り放題×AIで、バスの常識をリルートするヴァル研究所李光先、周斌

総括コメント

課題解決コースSolveは、福岡未踏の特色とも言えるプログラムです。今年は、企業6社から課題を提供していただき、計15名の学生たちが課題解決に取り組みます。課題が与えられるとはいえ、その課題をどのように解決し、どのようなプロダクトに仕上げるのかはクリエータ次第です。技術選定からスケジュール管理、またその中でどこに未踏性を見出し、自分たちならではのプロダクトに仕上げていくのか、クリエータたちの成長が楽しみです。2023年のSolve課題として開発された消防団支援アプリREGISは、その後も継続開発が進み、現在、糸島市の消防団で数百名が利用するアプリに成長しています。今年のSolveからも実利用されるプロダクトが生まれることを期待しています。

参考:https://mitou-fukuoka.org/2024/11/18/regis-apps-release/

統括PM 荒川豊